家族が愛情込めて作ったシロツメクサの花冠をのせた愛犬の笑顔が好きで、その光景をベアで表現したくて作り始めたのがこの作品です。
初めはただ花冠をのせればいいかなと思っていたのですが、コンテスト作品であり、サイズにも規定があり、という中での制作で、ベアのサイズはもちろん、顔立ち、表情、体型や手足の長さ、ポーズも全てゼロから考えていきました。いや、もちろんコンテストだからゼロからなのは当たり前なのですが、笑
私らしいベアの顔立ちやフォルムを生かしつつ、花畑の中に馴染むように、そして豊かな表現ができる様に、今回も10ジョイントのベアにしました。
個人的見解なのですが、自分の作るベアは手足も短めのまん丸お腹の体型で、性別で言うとどうしても男の子に見えがちです。でも今回の舞台は花畑、何とかヌードベアでも女の子に見えるようにすることに1番苦労したかもしれません😅
最初男の子が女の子のために一生懸命花を摘み、花冠や首飾りを作る、そのシチュエーションを想定していたのですが、作っていくうちに女の子の2人の方がいいなと思い始めました。
私の頭の中では、花畑の中で座り込み、夢中になって花を摘み、遊ぶ子達が、迎えに来た大人に向かって「あ、ママ!見てみて?どう?可愛いでしょ?」と、見上げながら聞いている、そういうイメージです。 見ているこちらも思わず笑顔になるような、何気ない日常の幸せなワンシーン、そんな雰囲気を感じでいただければ嬉しいです。